ゲーム形式で漂着ごみ回収 対馬高ユネスコスクール部が企画

ゲーム形式で海岸のごみを集める対馬高の生徒たち=対馬市厳原町

 長崎県立対馬高(植松信行校長、408人)の生徒約70人が21日、対馬市厳原町椎根の海岸を清掃した。漂着ごみを制限時間内にどれだけ回収できるか競うゲーム形式でポリタンクやペットボトルなどを拾い集めた。
 環境問題などを学ぶ同校ユネスコスクール部(22人)が初めて企画。4人以内で1チームを作り、1時間で拾ったごみの量を競った。この日は最終的に、プラスチックごみなど計2万400リットルを回収した。
 ユネスコスクール部の2年、中村咲良(さら)さん(16)は「参加者が思ったよりも多く、ゲーム形式だったのでみんな楽しそうに拾ってくれてよかった。これを機に多くの生徒に海ごみ問題に関心を持ってほしい」と話した。

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