キャンプ初心者がはじめにぶち当たる壁、それは「テント設営」。慣れるまでは、やり方がわからなかったり間違えたりして時間をロスしがちですが、設営が簡単なワンタッチテントやポップアップテントを使えば心配無用です。そこで今回は、キャンプやレジャーで使えるコールマンのワンタッチテントとポップアップテントについて徹底解説していきます!
コールマンの「ワンタッチテント」ってどんなテント?「ポップアップテント」との違いもチェック
今回ご紹介するワンタッチテントとポップアップテントは、ポールを組んで設営していく通常のテントよりも簡単に設営できるため、初心者キャンパーやテント設営に時間をかけたくない人に好まれるテントです。
どちらも設営が簡単な点は共通しますが、設営方法や用途に違いがありますので、まずはそれぞれの違いを確認しましょう。
ワンタッチテント
- 傘のように広げて組み立てる
- 骨組みがしっかりしていて重量がある
- 日帰りのレジャーから宿泊キャンプに対応するものまで幅広く商品展開されている
ポップアップテント
- 収納袋から取り出すと、ボンっと自動的に広がり一瞬でテントが完成する
- ポールが華奢で軽量
- 円形に折り畳んで収納する
- ピクニックやデイキャンプなどの日帰りレジャー向きのものが多い
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一般的なワンタッチテントとポップアップテントを比較すると、宿泊キャンプにはタフなワンタッチテントがおすすめです!
とはいえ、通常のテントと比較すると耐久性に劣る場合が多いので、この後解説する「選び方」を参考に、バランスを見ながら選んでいきましょう。
コールマンから販売されているワンタッチテント&ポップアップテントは、大きく分けて3種類。
【1】クイックアップドーム
インナーテントが自然と立ち上がるポップアップ式。このインナーテントにフライシートを被せてペグダウンするだけなので、初心者でも迷うことなく設営可能です。
一般的にポップアップ式はレジャー向きですが、『クイックアップドーム』は宿泊するのに十分なスペックを保持しています。
【2】インスタントテント
インスタントテントは、テントとポールが一体化しており、傘を広げるような作業だけで設営が完了する宿泊可能なテント。
ポールが頑丈でファミリーサイズも販売されていますが、現在は公式オンラインショップでの取り扱いはありません。※2022年5月現在
2022年にはコヨーテカラーのソロ用『インスタントアップドーム/S』が新登場しました!
【3】クイックアップIGシェード
休日の公園遊びやフェスなどの日帰りレジャーにおすすめなポップアップ式テント。収納袋から取り出すと自動的に立ち上がるので、設営はほぼゼロに等しく非常に簡単!
ドアをフルクローズできるので、プライバシーも守られ、125cmの高さはお子さんの着替えにも重宝します。
コールマンのワンタッチテント&ポップアップテントの選び方を購入前にチェック!
ワンタッチテントを選ぶ際には以下のポイントを確認しましょう!
ポイント① 種類
まずは、先にお伝えした3つの「種類」から使用目的に合うものを絞ります。
宿泊キャンプと日帰りレジャーで分類すると、宿泊キャンプには「クイックアップドーム」または「インスタントテント」、日帰りやレジャーには「クイックアップIGシェード」がおすすめです。
- 宿泊キャンプ・・・【1】クイップアップドーム or【2】インスタントテント
- 日帰りレジャー・・・【3】クイックアップIGシェード
ポイント② サイズ
次に、人数に対応するサイズがあるかどうか確認しましょう!
テントには対象人数が表記されていますが、一般的には記載されている人数−1程度の人数がゆったり過ごせて丁度良いとされています。
(例)4人家族で使用するテントを探している場合・・・「対象人数5名」以上のテントがおすすめ!
ポイント③ デザイン
テント選びにおいて、デザインも重要なポイントですよね。
コールマン製品はスタンダードなモデルに加えてファッションブランドとのコラボ商品も登場しますので、購入時はチェックしてみてください!
ポイント④ 耐水圧
宿泊用テントをお求めの方は、耐水圧も忘れずにチェックしましょう!
テントの耐水圧は500mm〜10,000mm超えまで幅広く、高すぎても通気性が悪くなるため1,500mm程度がバランスが良いとされています。
- 日帰りレジャー・・・傘程度の耐水圧500mmでOK!
- 宿泊キャンプ・・・雨に備えて1,500mm以上がおすすめ!
ポイント⑤ コールマン独自のダークルーム(TM)テクノロジー
忘れてはならないのが、コールマン独自の技術、ダークルーム(TM)テクノロジー。
ダークルーム(TM)テクノロジーとは?
90%以上の光をブロックする遮光性に優れた生地によって、テント内の気温上昇を抑え、夏でも涼しく快適に過ごせるコールマン独自の技術。
同等のテントで比較すると、最高温度差は13.5℃を記録! 夏キャンプの強い味方です。
日光を遮断してゆっくり眠りたい、テント内で涼しく過ごしたいという方は、ダークルーム(TM)テクノロジーを搭載したテントを選べば間違いなし!
【人数・利用シーン別】コールマンのおすすめワンタッチテント&ポップアップテント7選
それでは、ここからはコールマンのワンタッチテントとポップアップテントを見ていきます!
【ソロ用本格テント】クイックアップドーム/S+
ダークルーム(TM)テクノロジーを搭載した、宿泊対応の『クイックアップドーム/S+』。
インナーテントはポップアップ式のため自動的に立ち上がり、フライシートを被せてペグダウンすれば設営完了!
設営が簡単な上、耐水圧も3,000mmと申し分ないスペック。
ただし、収納時はポップアップテントならではの円形になるので、荷物をコンパクトにまとめる必要のあるバイクツーリングや登山への使用には不向きです。
【2人用本格テント】クイックアップドーム/W+
インナーサイズが幅180cm(キングベッドサイズ)の『クイックアップドーム/W+』は、デュオキャンプにおすすめ!
加えて、ソロキャンプで広々と眠りたい人にもおすすめです。
『クイップアップドーム/S+』同様、荷物を置ける前室や、空気の循環をするベンチレーション、ランタンハンガーなどが付属し、居住性に優れた仕様となっています。
【2022年新作ソロ用宿泊テント】インスタントアップドーム/S
おしゃれなコヨーテカラーのソロ用ワンタッチテント『インスタントアップドーム/S』が2022年新作として登場しました!
ポールとテントが一体になったインナーテントは、広げるだけで立ち上がります。その上からフライシートを被せてペグダウンすれば設営完了!
初心者でも迷うことなく設営でき、雨風をしのげる広い前室によって、悪天候時もゆったりと過ごせる満足度の高いテントです。
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設営が楽なのはもとより、このカラーとデザインがカッコいいですね!
【4人対応宿泊テント】NEWインスタントテント4
現在公式HPでは販売されておりませんが、Amazonなどの通販サイトでは、4人用・6人用・8人用のインスタントテントが販売されています。
傘のように骨組みを広げるだけで容易に設営でき、頑丈なポールと独自の防水技術によって宿泊キャンプにも対応可能な、初心者キャンパーには嬉しいテントです。
高さが140cmあるため、広い空間でゆったり過ごせます。背の高いテントは着替えがしやすかったり、腰痛持ちの方に優しいなどメリット多数!
【2〜3人対応レジャーの大定番】クイックアップIGシェード
公園でのピクニックなどでサクッと使用したい時におすすめの『クイックアップIGシェード』。ポップアップ式なので一瞬で立ち上がります。
4方向にメッシュ窓が配置されているため通気性は抜群!テント内の蒸れを防止できます。
さらに、このメッシュ窓にはOlytec®を採用しています。このOlytec®は、コールマンのために住友化学が開発した防虫素材で、接触した虫がノックダウンするという驚きの効果があります!
虫嫌いな人にはうってつけのテントと言えるでしょう。
▼詳しいレビューはこちらから!
【2〜3人用!フェスなどにおすすめのカモ柄】クイックアップIGシェード(ナチュラルカモ)
先に登場した『クイックアップIGシェード』の柄違いナチュラルカモは、カーキと迷彩パターンのオシャレ柄。
2020年の製品なので現在はAmazonなどの通販サイトで価格が高騰しておりますが、このデザインは少しお値段が張ってでも欲しくなってしまいますよね!
『クイックアップIGシェード』は、FREAK'S STORE等のファッションブランドなどとのコラボ商品も度々登場するので、柄違いもぜひチェックしてみてくださいね!
【2〜3人対応!長時間のレジャーに】クイックアップIGシェード+
『クイックアップIGシェード』にダークシステム(TM)テクノロジーが加わった『クイックアップIGシェード+』。
抜群の遮光性によってテント内を涼しく保ち、太陽の下でアクティブに活動するアウトドア派をサポートします。
こちらも防虫メッシュのOlytec®を搭載しておりますので、虫嫌いなお子さんにも喜ばれそうですね!
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日陰のないプールや公園での水遊びにもってこいですね!
コールマンのワンタッチテントでキャンプや休日レジャーをのんびり快適に過ごそう
コールマンのワンタッチテントをご紹介しましたが、気になるものは見つかりましたか?
ワンタッチテントの魅力は、なんと言っても設営撤収が早いこと。ワンタッチテントで設営時間の短縮をして、キャンプやレジャーの時間を有効に使いましょう!
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