コールマン『ファイアーディスク』を徹底解剖! 初心者・ソロキャンプにおすすめの大人気焚き火台

こんにちは!ファミリーキャンパーの川窪チエです。今回は大人気の焚き火台『コールマン/ファイアーディスク』を徹底解説!コールマン独自の美しいデザイン性と使いやすさを兼ね備えた『ファイアーディスク』。その魅力とともに、選び方、お手入れ方法など『ファイアーディスク』のすべてをお伝えします!

そもそもColeman(コールマン)ってどんなブランド?

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17483870/p2

コールマンは、日本人にとって最もメジャーと言えるほどの人気を誇る、アメリカ生まれのアウトドアブランド。創業から120年以上の長い歴史の中で、世界中のキャンパーから支持を得てきました。

高性能かつ頑丈で長持ちすることから、ガスランタンやクーラーボックスなどのヴィンテージ品も人気です。

コールマンの焚き火台といえば鉄板の『ファイアーディスク』 魅力とデメリットを紹介

ここからは、『ファイアーディスク』の魅力に加えて、注意したいデメリットについて解説します。

【魅力1】全種類1万円以下でリーズナブル

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17255320

焚き火台には数万円するものがいくつも存在する中、コールマン製品は初心者にも手に取りやすいお手頃価格。最も高価なものでも8,800円(税込)で購入できます! ※2022年5月現在

【魅力2】2サイズ展開

『ファイアーディスク』は2サイズ展開されており、ソロからファミリーまで対応可能です。後ほど紹介する「選び方」を参考にサイズを選びましょう。

※2018〜2020年には直径60cmの『ファイアーディスクプラス』が販売されておりましたが、今現在は2サイズ展開のみ。

【魅力3】設営が楽

『ファイアーディスク』の設営はたったの3秒!3本の脚を立てるだけで焚き火台が完成します。

パーツを差し込むなどのひと手間が不要なのは、準備に時間のかかる初心者やすぐに焚き火を始めたいキャンパーにとって嬉しいポイントですね!

【魅力4】手入れが楽

『ファイアーディスク』は本体と焼き網のみで構成され、ツルリとした形状は汚れを拭き取りやすくお手入れが簡単です。サビに強いステンレス製なので水洗いも可能!

【魅力5】焚き火だけでなく炭火調理も可能

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17483870/p3

付属の焼き網を焚き火台にセットすると、バーベキューコンロのように炭火調理が可能です。

網の一部分が空いているので、網を外すことなく炭の追加ができるのが非常に便利!

また、脚付きのダッチオーブンであればそのまま置けますし、脚が付いていないタイプでもゴトクと組み合わせて調理可能です。

【魅力6】歪み知らずの頑丈さ

ライター「むく太郎」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17351473/p3

焚き火台の中には使用しているうちに熱で歪んでしまうものがありますが、頑丈な『ファイアーディスク』は歪み知らず!

豪快な焚き火の熱を受け止め、長く愛用できます。

【魅力7】グッドデザイン賞受賞の美しいフォルム

360°どこから見ても美しいデザインにより、2017年のグッドデザイン賞を受賞!

この楕円形のくぼみによって薪の間に空気が入りやすく、初心者でも簡単に焚き火を楽しめます。

ステンレスならではの高級感も感じられ、焚き火をより魅力的に見せてくれる焚き火好きにはもってこいの焚き火台と言えます。

デメリットってあるの?

完璧に見える焚き火台『ファイアーディスク』ですが、デメリットもあるんでしょうか?

チェックしてみましょう!

気になるポイント① 大きい薪を使っている時は焼き網調理できない

ライター「むく太郎」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17351473

写真の通り、大きな薪を使用してしまうと焼き網をセットできません。

とはいえ調理するのは限られた時間ですから、先に焼き網調理をしてその後は豪快に焚き火!と工夫して使用するのがおすすめ。

「調理も重要!」という方は、後ほど紹介する『焚き火スタンド』『ゴトク』との併用も検討してみてください。

気になるポイント② 収納サイズはやや大きめ

折り畳み式のコンパクトな焚き火台と比較すると、収納サイズは大きく感じるはずです。

ザックに収納するには不向きですが、車で移動される方にはおすすめ! 見た目の重厚さに反して重さはそこまでなく、収納袋に入れると片手で持てるほど軽量です。

気になるポイント③ 風の影響を受けやすい

『ファイアーディスク』は中央が沈んでいるとはいえ、風が吹いている時には注意が必要です。火の粉が飛び散ると、衣服やチェアなどに穴が空いたり、芝生に火が燃え移るなどの危険があります。

他メーカーのどんな焚き火台を使う時にも言えることですが、風が心配な時には風防などを利用したり、焚き火自体を中止することも検討しましょう!

コールマンファイアーディスクの全種類のスペックを徹底比較!

それでは、ここからは『ファイヤーディスク』の全3商品を見ていきましょう!

『ファイアーディスクソロ』

『ファイアーディスク』人気に伴い、2021年に登場したソロ用の『ファイアーディスクソロ』。直径30cm、重量はほんの620gなので携帯性は抜群!

『ファイアーディスク』

スタンダードモデルの『ファイアーディスク』。直径45cmの使いやすいサイズで、ビギナーからベテランまであらゆるキャンパーにおすすめ!

▼こちらの記事では実際にファイアーディスクを使っているハピキャンライターが徹底レビュー!ぜひあわせて読んでみてください!

https://happycamper.jp/_ct/17530859

『ファイアーディスク(TM)(ゴールド)』

『ファイアーディスク』にはゴールドカラーも存在します!オンラインショップと昭島店限定カラーなので、ゴールド好きな方はチェックしてください。

コールマンファイアーディスクの選び方

基本的な構造は同じ3つの『ファイヤーディスク』ですが、サイズによって対応人数や使い勝手が変わってきます。

ここでは、選び方のポイントを解説します!

【選び方1】使う人数と大きさで選ぶ

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17483870/p3

基本的には人数で考えましょう!

焚き火台のサイズに合わせて焼き網もサイズアップするため、一度に焼ける食材の量が増えていきます。

  • ファイアーディスクソロ(直径30cm)・・・1人
  • ファイアーディスク、ファイアーディスクゴールド(直径45cm)・・・2〜3人

【選び方2】使う薪の大きさで選ぶ

ライター「むく太郎」撮影 『ファイヤーディスク』を使用して薪をティピー型にセッティング画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17351473/p2

もう一つ考えておきたいのが、使用する薪のサイズです。ホームセンターなどで購入できる一般的な薪は40〜45cm程なので、直径30cmの『ファイアーディスクソロ』に置くとはみ出してしまいます

この場合、小枝を使用するか、薪をナイフなどで小さくする必要があります。

この一手間を含めて楽しめる方にとっては問題ありませんが、薪割りを面倒に感じる方は、直径が45cmの『ファイアーディスク』、『ファイアーディスクゴールド』がおすすめです。

【選び方3】ゴトクなど焚き火系ギアとの相性で選ぶ

湯沸かしや調理のためにゴトクやトライポッド、焚き火スタンドなどを所持している方は、『ファイアーディスク』との相性を確認しましょう

『ファイアーディスクソロ』の高さは16cm、他の2つが23cmなので約7cmの差があります

高さ調節ができない焚き火スタンドの場合には、焚き火台までの距離が近すぎたり遠すぎたりしないかチェックしてください。

『コールマン/ファイアーディスク』の使い方

シンプルな構造ゆえ使い方もシンプル!この機会に焚き火の注意点を含めておさらいしましょう!

使い方①:脚を広げて『ファイアーディスク』を設置

『ファイアーディスク』を収納袋から取り出して脚を広げたら、焚き火台は完成!慣れるとほんの3秒で完了します。

焚き火をするときは、地面を保護する『焚き火シート』を敷いてから焚き火台を設置しましょう。

使い方②:薪を焚べて着火

Photographer 吉田 達史画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17483870/p3

あとは着火するだけ!お好みの形に薪を焚べて焚き火を楽しんでくださいね。

▼こちらの記事では多様な薪の組み方を紹介していますよ♪

コールマン『ファイアーディスク』の洗い方・お手入れ方法を伝授

愛用ギアを長く使うために、使用後のお手入れは必須。

『ファイヤーディスク』のお手入れのポイントを抑えておきましょう!

『ファイアーディスク』の洗い方

ステンレス製の『ファイアーディスク』はサビに強いため、水洗いが可能です。キャンプ場では汚れを拭き取る程度にとどめ、帰宅後にゆっくりとお手入れしてあげましょう!

ただし、タワシでゴシゴシこすると美しいステンレスに傷が付くので注意!

お湯や重曹などを使用して、優しく汚れを落とすのがおすすめです。

『ファイアーディスク』のお手入れ方法

水洗い後は水気を拭き取り、しっかりと乾燥させてから収納袋に戻しましょう。

サビに強いステンレスとはいえ、濡れたまま放置しておくと傷んでしまいますので注意してください。

焚き火台の汚れや変色は「味」と捉えればあまり神経質になる必要はないと思うのですが、使い込んだ焚き火台をピカピカに蘇らせる『焚き火クリーム』というアイテムが存在します!

定期的にお手入れしてあげると長持ちしそうですね。

▼『焚き火クリーム』のレビューはこちらから!

あわせて買いたい!「ファイアーディスク」のオプション品を紹介 ゴトクや網も

『ファイアーディスク』のオプション品や他メーカーの便利なアイテムを紹介しますので、用途に合わせて購入しましょう!

オプション品① 『37CAMP/ファイアーディスクゴトク』

ダッチオーブンやスキレットなどで焚き火調理を楽しみたい方はゴトクをチェック!

『ファイアーディク』用に造られた『37CAMP』のゴトクは3サイズ展開。スタイリッシュなデザインが目を引きます。

オプション品② 『FIELDOOR/アイアン焚き火スタンド』

リーズナブルな『FIELDOOR/アイアン焚き火スタンド』はファイアーディスクとの相性◎です!

無骨なデザイン好きにはたまりません。

オプション品③ 『コールマン/ファイアーディスク用焼き網』

焼き網は使っているうちに汚れたり歪んだりするので、痛みが気になってきたら新しいものと交換しましょう。

本体同様、焼き網も3サイズ展開です。

オプション品④ 『コールマン/焚き火シート』

コールマンの焚き火シート『ファイアープレイスシート』

サイズが80×80cmなので、2サイズの『ファイアーディスク』にゆったりと使用可能です。

コールマンのファイアーディスクは初心者やソロでも使える最高の焚き火台

Photographer 吉田 達史

豪快かつ美しい焚き火を思いっきり楽しめる、コールマンの『ファイアーディスク』を紹介しました。

これからも流行り廃りに流されることなく、大定番の焚き火台として愛されていくことでしょう。

みなさんもぜひ『ファイアーディスク』で楽しい焚き火時間をお過ごしくださいね!

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