大村市が必勝誓う 25日『チャレンジデー』 住民総参加型スポーツイベント 米沢、横手と初対戦

勝利に向け気勢を上げる参加者=シーハットおおむら

 長崎県大村市で25日に開かれる住民総参加型スポーツイベント「チャレンジデー」を前に実行委(会長・園田裕史市長)は20日、同市幸町のシーハットおおむらで総決起大会を開催。対戦相手の山形県米沢市と秋田県横手市への必勝を誓った。
 チャレンジデーは毎年5月の最終水曜に開催。午前0時~午後9時の間に15分以上継続して運動やスポーツをした住民の参加率を競う。負けた場合は対戦相手の自治体の旗を、庁舎のメインポールに1週間掲げるルール。
 大村市では市民の健康増進などを目的にこれまで14回参加し、8勝4敗(2回勝敗なし)。昨年の参加率は56.1%で、福岡県大牟田市に敗北した。人口が同規模の米沢、横手両市とはいずれも初対戦となる。20日現在の参加登録率は約15%という。
 決起大会で園田市長は「住民が同じ方向を向いて自分にできることをやることで、地域のつながりが生まれる。対戦相手は手ごわいが、参加率70%を目指し頑張ろう」とあいさつ。約200人が気勢を上げた。
 参加登録は市役所などにある集計ボックスに登録票を入れるほか、市ホームページでは25日午後9時まで受け付けている。問い合わせは市スポーツ振興課(電0957.53.4111)。


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