えちご・くびき野100キロマラソン 開催前提に準備 参加申し込み周知加速 

 10月9日の実施を予定している「第14回えちご・くびき野100キロマラソン」に向けた本年度第1回実行委員会議が17日夜、上越観光物産センターで開かれた。
 エントリー状況や新型コロナ感染症に係る中止基準などの報告があり、開催を前提に準備を進める方針が示された。

コースとなる各区の部会長ら関係者が集い、大会実施に向け協議した

 17日時点のエントリーは、100キロの部が定員2000人に対し912人(定員比45・6%)、60キロの部が定員600人に対し354人(同59・0%)。同時期の状況としては、コロナ前の12回大会(中止)と比べ、ほぼ半数の申し込み数となっている。
 原因として、ランナーがコロナによる中止リスクを考慮し様子を見ている、また練習不足による不安感などがあると分析。対策として、ランニング情報誌や大会SNSなどを活用し、ランナーの懸念を払しょくできるよう情報発信するとした。
 コロナ感染拡大に伴う中止基準として、「県内での緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令」「県や市からのイベント中止要請」「安全な開催が困難であると実行委員会が判断」した場合を例示。現状これらに該当せず、地元町内会やボランティアなどから開催への不安・不満の声はないという。
 同大会は平成8年の第1回以来、隔年で開かれている。平成30年の第12回は台風の接近により、令和2年の第13回はコロナ禍により中止に。10月に開かれた場合は6年ぶりとなる。

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