市民のアイデアを市政運営に生かそうと、横浜市の山中竹春市長が、市内18区を訪問する車座集会「市長と語ろう」をスタートさせた。市内を巡回して市民との対話の場を設けるのは昨年8月の就任以降初めて。
今回は、山中市長が政策の「一丁目一番地」と位置付ける「子育て」をテーマに、各区で活動する団体などを対象に実施。8月末までに全18区を回るという。
初回の21日には、金沢区で古民家を活用したサロンを運営する「ジュピのえんがわ」を訪問。同団体は子どもから高齢者まで気軽に集える多世代交流サロンとして、駄菓子屋や子ども食堂、学習支援、子育て相談・支援などに取り組んでいる。
集会には、同団体の運営に携わる計10人が参加した。