モデルナ7230回分廃棄 佐世保市、期限までに使えず

 新型コロナウイルスのワクチン接種について、長崎県佐世保市は24日、使用期限が切れた米モデルナ製のワクチン7230回分を廃棄したと明らかにした。
 同市は3回目の集団接種でモデルナ製を使用。廃棄したワクチンは1月に国から分配されたが、使用期限の今月15日までに使い切れず、翌日廃棄した。
 同市によると、個別接種で使う米ファイザー製を希望する市民が多く、想定よりも集団接種が進まなかったことが要因。同市は「ワクチンには公金が使われており、使い切れずに残念だ」としている。


© 株式会社長崎新聞社