本年度末で閉校する栃木県矢板市の川崎小で25日、ショベルカーなどの建設機械に体験搭乗する授業が行われ、児童約80人が普段は触れることがない重機の迫力を体感した。
子どもたちに建設機械のすごさや操作の楽しさを感じてもらうことで建設業の魅力を知ってもらおうと、県建設業協会塩谷支部建青会が主催した。
子どもたちは班ごとに分かれ、小型のショベルカーに同乗して実際に砂を持ち上げたり、大型のショベルカーやタイヤローラーに乗ったりして操作を間近で見学した。高所作業車で周囲を見渡し、振動ローラーが空き缶を一瞬でつぶす様子にも見入った。
3年三堂地唯仁(さんどうちゆいと)君(8)は「いろいろな工事の機械が見られて楽しかった。特に大きなショベルカーに乗れたのがうれしかった」と笑顔で話していた。