平和宣言「ウクライナ侵攻」言及へ 広島

平和宣言の内容を話し合う懇談会の初会合があり、ロシアのウクライナ侵攻について内容に盛り込むことが確認されました。

毎年、原爆の日に平和記念式典で読み上げられる「平和宣言」は、松井市長や被爆者らが意見を出し合いながら内容を決めています。

懇談会ではウクライナ侵攻や核兵器禁止条約などを盛り込むべきだという意見が出ました。

松井市長は「核抑止力への懸念が高まる世界情勢の中で、平和文化を根付かせることが重要になっている」と話しました。

広島市 松井一実市長「今まで申し上げてきた流れに逆行するような事態がまさに目の前で起こっている。もういっぺん踏みとどまってよく考えていただく

(ことを強く言いたい)」

懇談会はあと2回開催され、7月中旬には文案をまとめる予定です。

© 広島ホームテレビ