新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で26日、3人の死亡と10歳未満～90代の男女1357人の感染が新たに確認された。
川崎市によると、死亡した20代男性は千葉県在住。21日に検査機関を受診して陽性が判明し、22日夜に自宅で倒れているところを発見され、警察官が死亡を確認した。死因は新型コロナ関連の心臓死の疑いがある。市によると、千葉県内の検査機関が同市内の検査機関を通して発生を届けた。
同市宮前区 在住の80代女性は31人のクラスター（感染者集団）が発生した同区の有 料老人ホームの入居者。19日に発熱などの症状が あり、市内の病院で陽性が判明。別の病院に入院したが、25日に死亡した。
横須賀市内在住の90代男性は高齢者施設に入所しており、施設内で感染者が判明したことから検査を受け、23日に陽性と判明。基礎疾患が悪化し、25日に亡くなった。
このほか、県は新たに54人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万6155人になった。
