タイからの一行 体調不良で行程中止 大分

6月10日から再開する外国人観光客受け入れに向けて「訪日観光実証事業」が、5月29日と5月30日大分県内で実施されています。

「実証事業」は、新型コロナウイルスの水際対策のため中断していた外国人観光客の受け入れ再開に向けて国が課題を検証するため、5月24日日から全国12県を訪問しています。

大分県内には昨日からタイからの一行が入り、今日は別府市や由布市の観光地などをめぐる予定でした。
しかし、今朝、1人が体調不良を訴えたため午前8時半から予定していた別府市の血の池地獄の行程が急きょ中止となりました。

県商工観光労働部 安田幸 室長:
「今回の状況も踏まえて、観光庁の方で、ガイドラインにしっかりと盛り込むとかそういった対策の所は、万全に進めていければと思いますし」

一行は、今日、大分を離れ、福岡に向かう予定です。

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