街を彩る艶やかなブーゲンビリア

 大分市の中心部で、巨大な南国の花が街行く人を楽しませています。いま見ごろを迎えています。

 見物客
 「毎年きれいなんですよね、すごいな~。今通ってきてびっくりしたもん、きれいやった」

 大分市府内町。ビルが並ぶ繁華街の中、艶やかな紫が目を引く、ブーゲンビリアです。ブーゲンビリアは南アメリカなどの熱帯雨林が原産地で、ここ大分ではこの時期に楽しめます。このビルを管理する老舗の茶屋・若竹園が育てているものです。

 若竹園 牧信太郎社長
 「今年は色づきが良くて、これもいつのまにかこうなっちゃったというところなんですけれども、下の方にも色が付いたのがたくさん出ている」
 
 30年ほど前、当時の社長だった父親が苗を買ってきたのが始まり。今ではビルの4階、約30メートルほどの高さまで成長し、圧巻の光景が広がっています。年に1、2度の剪定以外は特別な手入れはしておらず、日当たりがいいことから自然に大きくなったのではないかということです。

 若竹園 牧信太郎社長
 「ビルがたくさんある中で 一服のオアシスといいますか、府内町の一つの目印、シンボルというかそういうものになってくれれば良いなと思います」

 梅雨が始まる前まで楽しめそうだということです。

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