「中国で最も高い給与をもらった」10名の金持ちスター選手

一時期は世界でも最も資金が溢れていた中国超級リーグ。政府による制限や新型コロナウイルスの影響でこのところは低迷が続いているが、今もまだスター選手が何人も所属している。

今回は『Planet Football』から「中国で最も高い給与をもらった10名のスター選手 」をご紹介する。

10位:マルアヌ・フェライニ

週給:20.5万ポンド(およそ3300万円)

年俸換算:1066万ポンド(およそ17.3億円)

かつてエヴァートンやマンチェスター・ユナイテッドで活躍したカルトヒーロー、ベルギー代表のアフロ長身MFマルアヌ・フェライニ。2019年2月に山東魯能(現:山東泰山)へと移籍し、そこで週20万ポンド以上の給与を受け取っている。

9位:エデル

週給:21.3万ポンド(およそ3500万円)

年俸換算:1107.6万ポンド(およそ17.98億円)

EURO2016でイタリア代表に入っていたブラジルからの帰化ストライカー。2018年にインテルから同グループの江蘇蘇寧へと移籍したことで、給与は週21万ポンド以上の額になった。クラブが2021年春に解散したため、その後故郷に戻ってサンパウロに加入している。

8位:パウリーニョ

週給:23万ポンド(およそ3700万円)

年俸換算:1196万ポンド(およそ19.41億円)

トッテナムでは失敗したものの、中国の広州恒大(現:広州FC)への移籍がきっかけとなって復活。バルセロナに加入するという珍しいキャリアを辿ったブラジル人MFだ。スペインから再び中国に戻ったあと、サウジアラビアを経て古巣のコリンチャンスへと戻っている、

7位:ステファン・エル・シャーラウィ

週給:24.7万ポンド(およそ4000万円)

年俸換算:1284.4万ポンド(およそ20.85億円)

ACミランで若くして台頭したときには、世界最高の攻撃的MFになると期待されたエル・シャーラウィ。いくつかの怪我に悩まされた後でローマに移籍し、2019年には中国の上海申花へと加入した。ただ、そこではあまり活躍できずにローマへと戻っている。

6位:グラツィアーノ・ペッレ

週給:26.3万ポンド(およそ4300万円)

年俸換算:1367.6万ポンド(およそ22.2億円)

サウサンプトンで中堅の年齢になってからブレイクし、イタリア代表にも定着したストライカー。EURO2016でも活躍した後、中国の山東魯能(現:山東泰山)へと意外な移籍を決断している。給与はサウサンプトン時代の2倍になったとか。

5位:フッキ

週給:32万ポンド(およそ5200万円)

年俸換算:1664万ポンド(およそ27.01億円)

Jリーグから欧州へと進出していった怪物ストライカー、フッキ。ポルトとゼニト・サンクトペテルブルクで活躍した後、上海上港(現:上海海港)へとビッグマネーで移籍した。中国でも長く結果を残し、現在は帰国してアトレチコ・ミネイロに所属している。

4位:セドリック・バカンビュ

週給:34万ポンド(およそ5500万円)

年俸換算:1768万ポンド(およそ28.7億円)

コンゴ民主共和国の代表選手であるバカンビュは、ソショーからビジャレアルに移籍してブレイク。スペインでゴールを量産してから北京国安へと引き抜かれていった。87試合で58ゴールと活躍したあと、今年1月にマルセイユへと移籍している。

3位:オスカル

週給:50万ポンド(およそ8100万円)

年俸換算:2600万ポンド(およそ42.2億円)

チェルシーで若くして活躍した「NEXTカカ」は、2017年に20代前半で中国への移籍を決断した。その給与はなんと週50万ポンドに達しており、プレミア時代の2倍以上だった。彼は貧しい出自だったため、家族のことを考えて中国を選んだという。

2位:カルロス・テベス

週給:63.5万ポンド(およそ1.03億円)

年俸換算:3302万ポンド(およそ53.59億円)

マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、そしてユヴェントスでプレーしたテベス。帰国して愛するボカ・ジュニオルスに戻ったが、2016年になんと中国へ。その給与はとてつもないものだったが、全く生活に馴染めずに1年でアルゼンチンへ帰国している。

1位:エセキエル・ラベッシ

週給:79.8万ポンド(およそ1.3億円)

年俸換算:4150万ポンド(およそ67.35億円)

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中国サッカーのバブルを象徴するテベスとラベッシ。彼はパリ・サンジェルマンから2016年に河北華夏幸福(現:河北FC)へと移籍。4年間で35ゴールを決めたが期待に応えたとはいい難く、2019年に現役引退している。

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