伝統の美技 「三次の鵜飼」はじまる ことしは賑わいを 

広島県三次市の夏の風物詩「観光鵜飼」が、1日から始まりました。

日暮れの馬洗川に、3艘の鵜舟が漕ぎだしました。

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「三次の鵜飼」は、400年以上の伝統があり、広島県の無形民俗文化財に指定されています。

今シーズンの初日となった1日は、3人の鵜匠が日本一長いとされるおよそ7メートルの手綱で、鵜を巧みに操る技を披露しました。

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並走する遊覧船に乗り込んだ人たちも、鵜匠の華麗な手綱さばきでウがアユを捕まえると、拍手を送っていました。

三次の鵜飼は、おととしは新型コロナウイルスのため中止…。去年も、緊急事態宣言や大雨の影響で、短期間しか開催できませんでした。

(遊覧船に乗船した人)「鵜飼をする人はすごいと思いました」

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(三次観光推進機構 政森 進理事長)「大自然の中で行われる鵜飼で心を癒してもらいたい」

三次の鵜飼は9月10日まで行われます。

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