<新型コロナ>医療機関クラスター計21人に 会食での感染疑いも 埼玉で622人感染、男性1人死亡

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは5日、新型コロナウイルスに感染していた80代の男性1人が死亡、新たに622人の感染を確認したと発表した。感染者は1週間前の5月29日より375人減少し、22日連続で前週同曜日の感染者数を下回った。内訳は県発表が429人、さいたま市99人、川口市59人、川越市15人、越谷市20人。

 これまでに確認された感染者は55万4057人、死者は1620人(5日午後6時現在)。

 4日夜時点の重症者は0人、感染者の入院は287人、宿泊療養241人、自宅療養5228人。退院・療養終了は54万5349人。

 県によると、県管轄で死亡したのは80代の男性。感染の詳細が判明したのは、前日午後分を含め、未就学児~90代の男女399人と調査中1人の計400人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに19人の感染が確認されていた県内の医療機関で新たに2人の感染が確認され、計21人となった。会食で感染が疑われるのは20~60代の男女5人。ワクチンを3回接種していた10~90代の男女108人、2回接種していた10歳未満~80代の男女87人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女99人。みなし陽性者は1人。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女59人。みなし陽性者は4人。

 川越市によると、感染が判明したのは、未就学児を含む10歳未満~70代の男女15人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女20人。

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