【セイノーHD子会社のGENie】処方薬の「お届けスタッフ」が高齢者の不慣れな端末操作などのオンライン服薬指導をサポート

【2022.06.06配信】セイノーホールディングス子会社のGENieは、オンライン服薬指導及びオンライン診療をサポートする新サービスを開始したと公表した。「お届けスタッフ」が高齢者の不慣れな端末操作をサポートするとし、患者と薬剤師を繋ぎ、適切な服薬指導をすることができるとしている。GENie社はすでに処方薬配送を含む医療関連の配送サービスである「ARUU」を展開しており、今回の新サービスもARUUを通じて提供するもの。

「しっかりと教育されたお届けスタッフを通した患者との関係性の構築や、ITによる配送の効率化、受付から配送依頼までのデジタル化を一括で請け負う」

GENieは、処方薬配送を始め、検体回収や治験薬配送など医療関連の配送サービスである「ARUU」を展開している。現状、処方薬配送に関しては、薬局店頭での待ち時間解消に向けた利用がメインなものの、今後「オンライン診療に伴うオンライン服薬指導」や「単体でのオンライン服薬指導」の利用増加が見込まれるとしている。

ARUUは原則対面で処方薬をお届けしているため、配達の際に「お届けスタッフ」が端末を操作し患者と薬剤師を繋ぎオンライン服薬指導をサポートすることができるという。これにより患者と薬剤師を繋ぎ、適切な服薬指導の支援を目指す。高齢者への配送割合が多く、今回の新サービスは非デジタル世代へのオンライン服薬指導サポートとして期待されるとする。

同サービスでは、薬局は患者に対して訪問なく、医薬品の適切な服薬指導が可能になるとしている。また自社配送だけでは難しい、しっかりと教育された質の高い「お届けスタッフ」を通した患者との関係性の構築や、ITによる配送の効率化、受付から配送依頼までのデジタル化を一括で請け負うとしている。

同社では、「ARUUというデリバリーサービスにより薬局と地域の患者の結びつきをより強く保ち、リアル店舗があるからこその強みと患者との関係づくりをサポートいたします」としている。

GENieはセイノーホールディングス100%子会社で、買い物弱者支援事業などを展開している。医療用品配送、日用品配送、食料品配送を手掛ける。対応可能エリアは全国47都道府県。
URL :https://genie.jp.net/

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