最高時速260キロ到達 西九州新幹線かもめ 走行試験「順調」

千綿川橋りょうを走行する西九州新幹線かもめ=東彼杵町八反田郷

 9月の西九州新幹線(武雄温泉-長崎)開業に向け現地で走行試験中の新幹線「かもめ」が6日、営業運転時の最高時速260キロに到達した。
 試験は鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR九州が安全性などを確認するために先月10日から実施。同機構によると、順調に進んでおり、6日午後、初めて最高速度で走行した。
 試験は16日に終える予定で、20日に同機構からJR九州に管理の仮引き継ぎが行われる見通し。その後、乗務員訓練や国の検査を経て、一般客の乗車が可能になる。


© 株式会社長崎新聞社