簡単組み立て段ボールベッド 大同紙器工業

 大同紙器工業(上越市大日265-1、電025・523・3009)は災害時の避難所運営で高く評価され、導入が進む「段ボールベッド」の製造、販売を行っている。

 非常時に使用するイメージが強い段ボールベッドだが、急な来客時や単身赴任などの短期間の使用、子どもの宿泊体験でも活躍できるという。

 同社は2年前から開発を進め、5月に上越市へ災害用備品として納品した。梱包時は小さく収納されているが、広げるとシングルベッドと同サイズ。組み立てに要する時間は約10分。

開封した箱の中身。この状態から、10分程度で組み上げられる

 大塚忍社長は「今後は身近な防災グッズとして、各自治体に案内を進めていきたい」と話す。

ベッドの土台は、収納スペースとしても利用可能

 一般販売については問い合わせを。
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