陸上 総合優勝 長崎日大が男女そろってV 女子は26年ぶり 第74回県高校総合体育大会 第4日

陸上で28年ぶりに男女総合Vを果たした長崎日大=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 陸上の優勝旗は男女とも長崎日大が手にした。男子は3大会連続、女子は26年ぶり。男女そろっての総合優勝は28年ぶりとなった。就任5年目の佐伯監督は「感慨深い。多くの支えがなければ絶対にできないこと」と周囲に感謝した。
 女子は口加に先行されていたが、最終日に優勝ラッシュを見せた。まず三段跳びの緒方が自己新V。今大会好調の3年生が跳躍2冠を決めると、200メートルの小川、100メートル障害のルーキー宮﨑葵が続いた。追い風を受け、男子円盤投げの武田も40メートルの大台に乗せて初優勝を飾った。
 男女計100人を超える大所帯。勉強をおろそかにすると部活禁止を課すなど、競技以外の面を重視することで統率が取れているという。男子主将の古賀は「まとまりがあるのがうちの強さ」、女子主将の小川は「このタイミングでキャプテンを任せてもらえて幸せ」と余韻に浸っていた。


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