創設50周年、絆強く 妙高ライダース 記念事業で1000キロ走破

 オートバイの愛好家でつくる「妙高ライダース」は創設50周年を迎えた。記念事業として3日から4日にかけ、「ワンデー1000キロ」を行った。

祝賀会場へ向かうライダー

 妙高ライダースの会員は上越、妙高両市の25人。平均年齢は60代前半。活動としてツーリングを年3回、1泊2日や日帰りで行っている。月1回のペースでミーティングも重ねており、信頼関係を築いている。
 2年前、創設時から会長を務めていた島田裕一さん(妙高市)が65歳で亡くなった。会員の三原田貞雄さん(68、上越市)は「責任を持って仲間を大事にされる方だった」としのび、思いを受け継いでいる。
 ワンデー1000キロは節目に合わせて久しぶりに行った。参加は4人。上越から京都まで行って戻るなど各自がコースを決め、愛車にまたがって風を切り、24時間で1000キロを走った。
 参加ライダーが祝賀会場のロッジ遊山(妙高市)に着くと、集まった会員がねぎらっていた。
 19歳で妙高ライダースに入った寺田義成さん(47、上越市)は「メンバーがいい。想像力が豊かで、楽しい」と話した。

ロッジ遊山での記念撮影。島田会長の遺影とともに

© 株式会社上越タイムス社