迫力の和楽器演奏 里庄中生ら堪能 プロ3人組グループがコンサート

迫力ある演奏を披露する3人

 国内外で活躍する3人組の和楽器グループ「AUN(アウン)&HIDE(ヒデ)」のコンサートが8日、岡山県里庄町里見の里庄総合文化ホール・フロイデで開かれ、里庄中(同所)の全校生徒や教職員ら約350人が迫力ある演奏を堪能した。

 双子の兄・井上良平さん(52)と弟の公平さん(52)が和太鼓や三味線、しの笛、HIDEさん(52)がチャッパと呼ばれる小さなシンバルのような打楽器を担当。「ソーラン節」や人気アニメの主題歌「紅蓮華(ぐれんげ)」など疾走感あふれる7曲を披露し、生徒らが手拍子で盛り上げた。

 生徒や教員が和太鼓を体験するコーナーもあった。3年男子(14)は「どの曲も全てかっこよかった。日本の楽器に興味が湧いた」と話し、演奏を体験した2年男子(13)は「打つタイミングが難しかったけど、楽しかった」と笑顔だった。

 一般財団法人民主音楽協会(東京)が「子どもたちに一流の音楽を届けたい」と主催した。

© 株式会社山陽新聞社