一流選手と楽しくプレー 新上五島の小学生 エネオスがバスケ教室

選手と一緒にミニゲームを楽しむ子どもら=新上五島町

 バスケットボール女子Wリーグの「ENEOSサンフラワーズ」の選手が5日、長崎県新上五島町を訪れ、同町内の小学生を対象にバスケットボールクリニックをした。
 千葉県柏市を本拠地とするサンフラワーズは、全日本選手権皇后杯で9連覇している。同町を現役選手が訪れるのは初めて。上五島石油備蓄の要請で実現した。
 丸尾郷の新魚目総合体育館で、ポイントガードの高田静さんやフォワードの奥山理々嘉さんら主力選手9人が、ボールを使ったストレッチの準備運動や、高レベルのドリブルスキルなどを小学生40人に指導。選手も加わってチームを組んで、ミニゲームを楽しんだ。
 町立魚目小6年、永田祥都(あきと)君(11)は「一流の選手と一緒にプレーできて楽しかった。パワーをもらって強くなれそう」と笑顔を見せた。
 同チーム関係者によると、「選手たちは4日夜、相河川でホタルの乱舞を見たり、五島牛やアゴだしの鯛茶漬けを味わって上五島を満喫。英気を養った」と話した。

© 株式会社長崎新聞社