栃木県民の所有しているビニール傘の本数が1人当たり1.9本と都道府県別で2番目に多いことが10日までに、民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)のウェブ調査で分かった。また傘の所有数も県民1人当たり4.6本で全国5位となった。
同社は5月15〜22日、スマートフォンアプリを通じて調査を実施した。全国のユーザー延べ9万259人から回答があった。
「あなたはビニール傘を全部で何本持っていますか」という質問に9858人が任意の本数を回答した。
結果を都道府県別でみると栃木県、千葉、神奈川、京都が1.9本となり、2位タイとなった。1位は東京の2本だった。
ビニール傘所有数の全国平均は1.6本で、0本が3割を超える一方、複数本を所有する人も4割を超えた。
購入理由のコメントには「急な雨で購入した」「車などの置き傘に」「来客などの貸し出し用」などが多かったという。
同社は「ビニール傘の品質向上にともない、使い捨てではなく好んで利用する人が全国的に増えている」と分析した。
傘の所有数は栃木県、京都、兵庫、高知が4.6本となり、5位タイだった。
1位は奈良の5.6本、次いで神奈川5本、東京4.9本、大阪4.8本。全国平均は4.2本だった。