夏の味覚の代表格、冷やし中華の季節がやってきた。福井県内の製麺所では製造作業が本格化している。
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福井市照手1丁目にある大正12年創業の日福製麺は、半世紀以上にわたり冷やし中華の麺を作っている老舗。今年は3月から製造を始め、気温の高い日に売れ行きが好調で、5月末までの出荷は約9万食と過去最高となった。
夏本番を控え、従業員は手際よく、打ち立ての麺とスープを機械で袋詰めしている。例年、ピークの7月には1日約9千食を製造するという。4代目の岩崎竜也社長は「材料にこだわり、つるっとした舌触りが自慢です」と話していた。