子どもたちの笑顔見たい 児童と保護者がバルーンリリース 那須烏山

青空に舞い上がるバルーン

 【那須烏山】境小の全校児童68人と保護者らは4日、この日開かれた同校の運動会終了後、色とりどりのバルーン150個を青空に向けてリリースした。

 新型コロナウイルス禍の中で毎日を一生懸命過ごす子どもたちの笑顔を見たいと、同校PTAが昨年の運動会に続き企画した。

 コロナ禍で時間が短縮されている運動会の表彰式を終えた午前11時ごろ、児童らが青空への感謝を込めて校庭から一斉に放ったバルーンは、そよ風に乗って南の方角へと飛び去った。

 1年河原杏樹(かわはらあんじゅ)君(6)と姉の5年天璃(あめり)さん(10)は「あっという間に飛んでいった」と話した。平山茂樹(ひらやましげき)PTA会長(50)は「子どもたちが喜んでくれて満足。運動会も練習の成果を精いっぱい発揮してくれて感動した」と話していた。

青空へバルーンを放つ児童たち
青空にバルーンを放つ児童ら

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