路面電車の運転 児童が体験 岡山でまつり バスなど車両展示も

運転士に手を添えてもらい、路面電車の運転を体験する小学生

 岡山路面電車まつり(NPO法人・公共の交通ラクダなど主催)が11日、岡山市中区徳吉町の岡山電気軌道東山車庫で開かれ、子どもたちが路面電車の運転体験などを楽しんだ。

 運転体験は小学生約40人が参加。運転士に手を添えてもらいながらアクセルやブレーキを操作し、車庫内にある約50メートルの引き込み線を往復した。総社市立総社小5年の男子児童(10)は「ブレーキのレバーを押すタイミングや強さの調整が難しかったけど、運転できて最高の気分」と満足げだった。

 会場にはラッピングバスやパトカーなども展示され、家族連れらが乗り込むなどして楽しんだ。

 まつりは、路面電車の日(10日)に合わせ1996年から毎年開催。新型コロナウイルス禍で2020、21年は中止され、3年ぶりに行われた。

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