【茂木】生井の生井さくらんぼ園で夏の味覚、サクランボの収穫が始まった。
同園を経営する生井澄夫(なまいすみお)さん(72)が、ビニールハウス8棟計約30アールに29種、約150本のサクランボを栽培している。
「香夏錦」「佐藤錦」「絢(じゅん)のひとみ」などの品種が収穫期を迎え、ルビーのように赤くつやのある完熟した実をパックに詰めて出荷する作業が11日始まった。出荷は26日ごろまで続く。
今年は4月中旬の霜害で木の下部に付く実が少なく、収穫量が2~3割減るため、現在、サクランボ狩りは行っていないが、生井さんは「肥料を工夫し粒は大きく、甘みが乗っている。お客さんの受け入れを検討したい」という。
2Lから3Lの大玉200グラム2千円で直売のほか道の駅もてぎ、宇都宮市の直売所3店で販売している。
(問)同園0285.63.3543。