インボイス制度の対応強化 関東信越税理士会高田支部 総会で事業承認

 関東信越税理士会高田支部は10日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで総会を開き、本年度の事業計画などを審議、承認した。来年10月から始まるインボイス制度について、適格請求書(インボイス)を発行できる「適格請求書発行事業者」の申請に協力すること、制度に関する情報収集と発信に努めることなどを確認した。

本年度の事業計画を審議、承認した

 山田康人支部長によると、支部活動は2020年に始まった新型コロナウイルスの感染拡大で一時軒並み中止となったが、21年度は従来に近い状態まで戻った。本年度も研修をはじめ多くの行事が予定されている。

 来賓で出席した高田税務署の竹村秀彦署長は「確定申告相談はじめ税務支援事業に積極的な支援を受けており、感謝したい。インボイス制度の円滑な導入に向けた取り組みなど、税務行政には税理士会の協力が不可欠」と述べ、連携と協力を求めた。

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