東北南部・北部が梅雨入り いずれも昨年より4日早い

15日(水)午前10時30分ごろの盛岡市内の様子 提供=ウェザーマップ

 きょう15日(水)午前、気象庁は東北南部、東北北部が梅雨入りしたとみられると発表した。東北南部は平年より3日遅く、東北北部は平年と同じだった。また、いずれも昨年と比べて、4日早い梅雨入りの発表となった。これで、梅雨がない北海道を除くすべての地方で、梅雨入りしたことになる。

 東北は15日(水)午後は雨の範囲が広がり、あす16日(木)午前中も北部を中心に雨が降る見込み。その後は、晴れ間の出る日もあるが、来週にかけて曇りや雨の日が多くなりそうだ。

15日(水)午前10時ごろの仙台市内の様子 提供=ウェザーマップ

■平年差、前年差は以下の通り
東北南部 平年より3日遅い 昨年より4日早い
東北北部 平年と同じ 昨年より4日早い

15日(水)午前11時ごろの福島市内の様子 提供=ウェザーマップ

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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