イオン壱岐店に「おみやげ横町」オープン 特産品一堂、団体客もゆったり

セレモニー後、開店した店内には続々と客が来店した=壱岐市芦辺町、おみやげ横町shikioriori

 長崎県壱岐市芦辺町のイオン壱岐店ピア21で11日、大型土産品店「おみやげ横町shikioriori(しきおりおり)」がオープンした。「とっておきの壱岐のおみやげがみつかる」をコンセプトに、特産の麦焼酎や海産物、農産加工品、銘菓のほか、九州全域のセレクト商品を取りそろえている。
 同市では2020年6月末、郷ノ浦町の大型土産品店「うに屋のあまごころ壱場」が閉店。団体客を受け入れる大型土産品店がなくなり、観光関係者などから代替施設の要望が上がり、壱岐商業開発(中原達夫代表取締役社長)が開業した。
 イオン壱岐店内には地魚を扱う鮮魚店、壱岐牛を扱う精肉店のほか、野菜や果物などを販売する生産者直売所があり、新たにお土産品店が加わることで相乗効果をもたらす横町となる。
 開店前には市の各代表者らが訪れ、神事やテープカットがあった。中原社長は「壱岐の観光産業の発展のため微力ながらお役に立ちたい」と話した。

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