栃木のブドウ産地で出荷最盛期 例年より甘く大きく【動画】

出荷がピークを迎えた巨峰=15日午前8時35分、栃木市岩舟町静(超広角レンズ使用)

 栃木県内有数のブドウ産地として知られる栃木県栃木市南部で、ハウス栽培のブドウが出荷の最盛期を迎えている。

 巨峰とシャインマスカットを栽培する同市岩舟町静、農業栃木正行(とちぎまさひで)さん(55)方では、直径3センチほどに実った深紫と黄緑の実がブドウ棚で鈴なりに。今年は春先に晴れた日が続いた影響で、例年よりも甘くて大きい実が育っているという。

 15日も早朝から作業を始め、一房ずつ丁寧に約200キロ分を収穫した。首都圏方面に出荷するほか、市内の直売所でも販売する。栃木さんは「岩舟地区自慢のブドウをぜひ味わっていただければ」と話した。今後は露地栽培の収穫も始まり、9月末ごろまで作業が続くという。

収穫がピークを迎えたシャインマスカット=15日午前8時半、栃木市岩舟町静

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