西九州自動車道の早期完成を 佐々町で建設促進大会

ガンバロー三唱をする参加者=佐々町文化会館

 西九州自動車道の建設促進大会が12日、長崎県北松佐々町の町文化会館であり、本県選出の国会議員や地元首長、住民ら約330人が出席し、全線早期完成などを決議した。
 西九州道は長崎、佐賀、福岡各県にまたがる全長約140キロの計画。約7割が供用されているが松浦佐々道路などが未開通となっている。
 同町の古庄剛町長が「本日の大会が必ず西九州自動車道の早期完成に向けたステップとなるよう、地元一体となって力を合わせて展開をしていきたい」と開会を宣言。佐世保市の朝長則男市長は「西九州地域の主要都市間の連携が図られると同時に沿線各地域間の移動が短縮される」と述べ、地場産業の競争力強化や新たな産業の進出・誘致といった効果を強調した。
 大会では松浦佐々道路などの早期完成や佐々インターチェンジ(IC)-佐世保大塔IC間の4車線化の整備促進などを決議。最後に整備促進へ向け全員でガンバロー三唱をした。


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