2005-06から09-10シーズンまでリーグ5連覇の偉業を成し遂げたインテル。
ユニフォームはホームの黒青ストライプに対して、アウェイは伝統的に白が鉄板カラーとなっている。
今回は優勝シーズンの06-07モデルから、その白いアウェイユニフォームをご紹介したい。
Inter 2006-07 Nike Away
キャプテンのハビエル・サネッティを筆頭に、マルコ・マテラッツィ、マイコン、パトリック・ヴィエラ、ルイス・フィーゴ、エルナン・クレスポ、エステバン・カンビアッソなど錚々たる面々が揃った06-07シーズン。
なかでもセリエB降格のユヴェントスから獲得したズラタン・イブラヒモヴィッチの補強は大きな意味を持った。
このシーズンは伝統の白を基調とし、各部をチームカラーのネッラズーリ(黒と青)で彩る。脇部分を走らせるストライプも目を引いた。全体的に白が多めのデザインで、ミラノの白い巨人と呼びたくなるような外観だ。
シーズン序盤から優勝争いを演じたインテル。第12節で首位に再浮上すると、以降は最終節までその座をキープし続ける。最終的には30勝7分け1敗で勝ち点97を獲得し、2位ローマに22ポイント差をつけて圧倒的な優勝を成し遂げた。
シンプルなデザインだけに、長袖ユニフォームだと袖口までスラっと伸びるような印象。パンツの色は白が基本だが、対戦相手によってホーム用のブラックを着用することもあった。
差し色のセンスもよく、少しばかりの上品さを感じさせるデザインだった06-07アウェイ。
インテルのユニを象徴する存在だった胸スポンサー「PIRELLI」。そして旧タイプのエンブレムも、今となっては大変懐かしい一着である。
そんなユニフォームの新品デッドストックが「Qoly × LFB Vintage」で入手可能となっている。