世界一小さいハッチョウトンボ せら夢公園(広島・世羅町)

広島・世羅町で、「世界一小さなトンボ」といわれるハッチョウトンボを見ることができます。

ハッチョウトンボです。体長はおよそ2センチ。世界一小さなトンボといわれています。赤い色の個体がオス。茶色の個体がメスです。

RCC

広島県が発行する「レッドデータブックひろしま」で、絶滅の危機が増大している種に指定されています。生息に適した天然の湿地が減少していることが原因だといわれています。

RCC

せら夢公園(世羅町)にある自然観察園の湿地は、こうした生き物や植物を保護するための環境が整備されています。

せら夢公園 延安勇さん
「小さくてかわいいのと、あとはかなり近寄っても逃げないので、スマホでも写真を撮れるので、そういう意味でも人気があります」

RCC

ハッチョウトンボは、8月中旬ごろまで観察できるということです。

© 株式会社中国放送