もうすぐ開幕、赤テントお目見え 木下大サーカス岡山公演

木下大サーカス岡山公演の会場にお目見えした赤テント

 26日に初日を迎える木下大サーカス岡山公演(山陽新聞社主催)の舞台となる「赤テント」が17日、岡山市北区北長瀬表町の岡山ドーム東隣特設会場にお目見えし、開幕ムードが高まった。

 広さ約1800平方メートル、高さ約20メートルの楕円(だえん)形で、約1800人が収容できる。昨年6月に新調したイタリア製。鮮やかな赤色に、白い流線形の模様が映える。

 舞台設営は16日にスタート。2日目となる17日は団員ら約100人が作業を行い、外周を支える120本の鉄柱(長さ約5メートル)を組み上げた後、テントをワイヤでつり上げ、内側から支える8本の鉄柱(約13メートル)を設置した。

 18日以降はステージや客席といった内装を仕上げ、25日に最終のリハーサルをする。木下龍太郎常務(46)は「赤テントは木下サーカスの魂。立ち上がるといよいよと気持ちが高ぶる。安全に工事を進め、完了させたい」と話した。

 岡山公演は9月7日まで。8月11日を除く毎週木曜と6月29日、7月6、20日、8月3、10、17日は休演する。

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