支援学校の給食で死亡事故 教師らの証言 大分

6年前、特別支援学校で女子生徒が給食をのどに詰まらせて死亡した事故で、当時の教師らに対する証人尋問がありました。

訴状によりますと、別府市の支援学校に通っていた林郁香さん(当時17歳)は、2016年、給食をのどに詰まらせたことが原因で、その後死亡しました。

郁香さんの両親は、県や当時の担任に総額およそ3700万円の損害賠償を求めています。

17日の弁論では、当時学校に勤務していた3人の教師が証言しました。

当時の校長は「日ごろから教員には全員で全生徒を見守るように指導をしている」と証言する一方、他の元教師は学校の危機管理に対する意識の低さを証言しています。

次回の弁論は、10月3日の予定です。

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