県高校総体
ボウリング個人
6月4日 OBSボウル
◆男子
1位:岩本征也(大分高専2年)1411点
2位:首藤陸斗(福徳学院2年)1387点
3位:殿畑愛富(東九州龍谷3年)1333点
◆女子
1位:中尾香女(大分3年)1352点
2位:菅彩華(昭和学園2年)1313点
県高校総体のボウリング個人で、男子は岩本征也、女子は中尾香女がともに連覇した。
6ゲームのトータルピンで順位を決定する個人戦は、「最後まで集中して、(レーン上に引かれている)オイルを読めるかが勝負になる」とは岩本。序盤の1、2ゲームで最高スコアを出しトップに立った岩本だが、首藤陸斗の追い上げがプレッシャーとなり、5ゲーム目で逆転を許す。6ゲーム目に入るとバランスを整え、パワーでなくコントロールを意識することで本来の投球を取り戻して逆転する。総得点は1400点を超え、連覇を達成した。
女子は中尾と菅の一騎打ち。国体でペアを組み、互いをよく知る。連覇がかかる中尾は、「相手を意識せず自分と向き合った。序盤はレーンが読めず手探りだったが、後半から狙い通りに曲がるようになった」ときれいなフォームからストライクを連発する。5ゲーム目には7連続ストライクで278のスコアを出した。最終の6ゲームは、疲れからこの日初めて200点を切ったが、トータル1352で優勝した。
喜びの声!声!声!
岩本征也(大分高専2年)
最後の5レーン目までは負けると思っていたが、首藤くんが崩れてきたのでトータルピンを計算しながら勝負にこだわった。連覇できたことはすごく嬉しい。
首藤陸斗(福徳学院2年)
徐々に調子は良くなったけど、最後の方はオイルの変化に対応できなかった。最後は勝てるかもしれないと欲が出て自滅してしまった。岩本くんとは国体でペアを組むので、いい刺激を受けている。お互い切磋琢磨して、上達したい。回転を強くしてピンが飛ぶような練習をしたい。
殿畑愛富(東九州龍谷3年)
緊張した。あらためてボウリングはメンタルのスポーツだと思った。高校最後の大会となったが、結果を残せたのは素直に嬉しい。
中尾香女(大分3年)
レーンコンディションに対応できたかと言えば、そうでもなかった。連覇は狙っていたのでホッとしている。次の目標は国体。2年連続でなかったので、まずはブロック予選を突破して、本国体に出場したい。
(七蔵司)