中上貴晶、ダイレクトでQ2進出を果たし10番グリッドを獲得/2022MotoGP第10戦ドイツGP予選

 6月18日、2022年MotoGP第10戦ドイツGP MotoGPクラスの予選がドイツのザクセンリンクで行われ、中上貴晶は10番グリッドを獲得した。

 初日のフリー走行で12番手だった中上は、午前中に行われたFP3で8番手タイムをマーク、総合9位でダイレクトでQ2進出を果たした。このセッションは気温28度、路面温度38度と絶好のコンディションで、セッション終盤にはさらにタイム短縮が期待されたが、中上は1コーナーで転倒を喫した。

 迎えた予選Q2は、気温34度、路面温度が50度まで上昇、猛烈な暑さの中で行われた。中上はセッション終盤に再び1コーナーで軽い転倒を喫したが、10番グリッドを獲得した。

 厳しいコンディションの中で行われたQ2では、PPを獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)から中上までのタイム差は0.631秒。Q2に進出した12人のタイム差は、0.801秒という厳しい戦いとなった。中上は決勝を4列目から挑むことになるが、好スタートを切って今季ベストリザルトを目指す。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(予選:10番手)
「今日も全体的にポジティブでした。午前中はいいラップタイムを出すことができ、トップ10に入ることができました。とてもいい仕事ができました。午後のQ2は、いいフィーリングがありましたが、残り数分になったときに1コーナーで転倒してしまい、10位で終わりました。あまりいい結果ではありませんが前進しています」

「残念ながら右肩に少し痛みがあるので、明日レースに出られるかチェックしなければなりません。でも決してあきらめません。明日はいいレースといい仕事ができることを願っています」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第10戦ドイツGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第10戦ドイツGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第10戦ドイツGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第10戦ドイツGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第10戦ドイツGP

© 株式会社三栄