布ナプキンで「生理の貧困」解消

 ◎…布ナプキンで「生理の貧困」解消を―。県立看護大(宮崎市)は、さまざまな理由から生理用品が十分手に入らないなど困っている学生に布ナプキンを無料で配っている=写真。
 ◎…生理痛が和らぎ、繰り返し使えて環境にも優しいとして同大の長鶴美佐子特任教授が提案。保健室の職員が無漂白のネル生地で25センチ四方のナプキンを手作りし、4月から配っている。
 ◎…布ナプキン2枚に学生手作りの説明書も同封。健康相談にも応じており、すでに13人が受け取った。長鶴特任教授は「支援を受けた学生は将来、人々の健康を支援して」と期待。

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