19日、広島市で、男子中学生が川に流さました。男子生徒は救助されましたが、重体です。
消防によりますと、19日午後3時すぎ、広島市安佐北区可部町の柳瀬キャンプ場近くの太田川で、近くにいた人から「人が川に流されていて見えなくなった」と通報がありました。
消防車11台、ヘリ1機で捜索にあたり、およそ10分後にキャンプ場近くの安佐北大橋から70mほど下流で、人を発見し、救助しました。
消防によりますと、救助されたのは14歳の男子中学生で、深さおよそ4メートルの水中で見つかり、市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。警察によりますと、男子生徒はキャンプ場に家族などと訪れていて、川に流されたサンダルを拾おうとして流されたということです。
このキャンプ場では、おととしバーベキューで訪れていたグループのうち20代の2人が川でおぼれ亡くなる事故があり、市が注意を促す看板を設置していました。
また、この川の上流では、先月、川遊びをしていた男子高校生が溺れ亡くなっています。