ラグビー1位ブロック準決勝に臨んだ長崎北陽台は、春の全国選抜大会3位の佐賀工に7-12で敗れた。品川監督は「勝負どころを取りこぼして、逆に最後の勝負どころを決められた。負けられない試合を落とした」と残念そうに振り返った。
前半18分にFWがラインアウトモールを押し込んで先制トライ。後半4分に7-7に追いつかれた後も、FW陣が前に出て何度も敵陣深く攻め込んだ。だが、ここで得点できない時間が続くと、逆に残り4分に佐賀工がモールで決勝トライ。公式戦初スタメンの2年生SH山根、1年生のロック田﨑凛、下田ら新しい力の台頭もあっただけに、惜しまれる結果になった。
試合後、品川監督はうなだれる選手たちに「負けは負け。この差をどう埋めていくかだ」と強い口調で奮起を促した。主将のナンバー8白丸は「甘さが出た。目標(花園4強以上)に向けて、一つ一つのプレーにこだわって練習していきたい」と再起を誓っていた。
ラグビー 長崎北陽台は惜敗 1位ブロック準決勝 残り4分、佐賀工が決勝トライ 全九州高校大会
- Published
- 2022/06/20 11:58 (JST)
- Updated
- 2022/06/20 16:52 (JST)
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