園児「ベンチ作ったよ」 都城木材青壮年会が木育授業

志比田こども園に設置されたベンチ

 都城地区木材青壮年会(田中裕一郎会長、27人)は15日、都城市の認定こども園「志比田こども園」(新川格子(のりこ)園長、130人)で廃材を使ったベンチを作る木育授業を開いた。
 園児ら約30人が旧園舎で使っていた廃材の色塗りに挑戦したほか、座面の裏に思い思いの絵を描いていた。その後、同会の会員らが組み立てを行うなどして仕上げ、園庭には「持続可能な開発目標(SDGs)」のロゴマークをイメージした直径3メートルの円形のベンチが完成した。
 このほか、園児らにSDGsについて学んでもらうクイズ講座も開いた。黒木陽麻莉ちゃん(6)は「色が塗れて楽しかった。木を大切に使いたいと思った」と話していた。

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