22日公示の参院選で改選を迎える無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員(70)が21日、立候補を断念し、政界を引退する意向であることを自身のフェイスブックで表明した。渡辺氏はかねて比例代表での出馬を目指すと公言していたものの、態度表明の時期がずれ込んでおり、去就に注目が集まっていた。
渡辺参院議員は同日、下野新聞社の取材に応じた。支援者に感謝を述べつつ、訴え続けた「改革」が道半ばで政界を去ることに、無念さをにじませた。
一問一答は次の通り
-不出馬となった。
「時間切れだ。支えていただいた皆さまには感謝のみ。期待していただいた皆さまには、本当に申し訳ない気持ちだ」