参院選2022 各政党の第一声まとめ

第26回参議院議員通常選挙(以下、参院選)が、6月22日に公示されました。
7月10日の投開票日に向けて、選挙戦が始まります。

今回の参院選は、3年ぶりに参議院議員の半数を選ぶことが目的です。
選挙で選出される議員数は、比例代表選出議員50人、選挙区選出議員75(74+1)人になります。

選挙における第一声とは、活動の始めに公の場で最初に発せられた演説のことです。
各政党(国政で政党要件を満たす9党)の参院選「第一声」動画をまとめました。(順不同)

投票先の参考にしてみてください。

自民党:東日本大震災以降、ずっと福島県で

岸田文雄総裁が、福島市にて第一声を上げました。

  • 東北の復興なくして日本の再生はないと言い続け努力する方針。
  • ウクライナ侵略で世界の物価が高騰している今、エネルギー分野と食料分野に特化した対策を用意し、交付金の上乗せを含めて万全の体制で臨む。

公明党:国民のみなさんの不安をなくす

山口那津男代表が、横浜市にて第一声を上げました。

  • 経済を立て直し、全世代を守る社会保障の構築をし、日本の安全保障を強化する。
  • 消費税引き下げについての対応策を考える。

立憲民主党:物価高と戦うと言い続けて

泉健太代表が、青森市にて第一声を上げました。

  • 物価が上がり年金が下がっている状況で、日本経済を支えるあなたの家計・貯金を無視して、考えるような政治ではいけない。
  • ウクライナ情勢における、軍備・防衛費以外のバランスのとれた安全保障政策に責任を持つ。

日本維新の会:原発くらいもっと早く決断と実行してくれれば

松井一郎代表が、大阪市にて第一声を上げました。

  • 電力の逼迫や電気料金の高騰を踏まえて、原発についての決断をする。
  • 税金の使い方、国会議員の経費の問題について考える。
  • 真面目に働けば給料があがっていく日本を創る。

国民民主党:過去の慣習や古い考え方にとらわれず

玉木雄一郎代表が、犬山市にて第一声を上げました。

  • 給料を上げるため、手取り・所得を増やし消費を伸ばす。
  • 国を守るため、若い人が結婚も子供も望める未来を作り、高齢者も安心できる毎日を作る。

共産党:東アジアを戦争の心配のない平和な地域にするため

志位和夫委員長が、新宿区にて第一声を上げました。

  • ASEANの国々と協力して、9条を活かした平和外交をする。
  • 賃金を上げ、年金を増やし、教育費を軽くする。
  • 消費税減税を目指す。

れいわ新選組:去年よりも今年、先月よりも今月、先週よりも今週

山本太郎代表が、新宿区にて第一声を上げました。

  • 消費税を廃止し、一人一人の購買力を上げる。
  • 財政出動をし、事業継続が可能な社会を作っていく。

社民党:暮らしが一番、頑固に平和

福島みずほ党首が、新宿区にて第一声を上げました。

  • 消費税ゼロ、そして大企業の内部留保を484兆円に課税をする。
  • 防衛予算11兆円ではなく、給食の無償化、高校の授業料の完全無償化、大学の入学金、授業料の無償化。
  • 憲法9条改悪反対。

NHK党:NHKに受信料を支払わない方を全力でお守りする

立花孝志党首が、渋谷区にて第一声を上げました。

  • NHKから裁判を起こされた場合には、NHK党が裁判費用、受信料を支払う。
  • 年金生活・生活保護・学生の方のNHK受信料を無料にする。

(執筆協力:中村大地

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