【参院選2022】神奈川選挙区、期日前投票に13万人超 県選管が中間集計

 県選挙管理委員会は27日、参院選神奈川選挙区の期日前投票について、公示翌日から4日間(6月23~26日)の中間集計を発表した。投票者数は13万298人で、集計期間が3日間だった前回(2019年)は7万5169人だった。

 投票者数を集計期間で割った1日当たりの投票者数は平均約3万2574人で、前回の約2万5056人から1.3倍に増えた。

 神奈川選挙区は今回、改選4議席に加え、非改選の欠員1の補充を合わせ計5議席を争う異例の「合併選挙」。県選管は「合併選挙ということで注目を集めているほか、候補者数が22人と過去最多であることも影響しているのではないか」としている。

 集計期間が異なるため単純比較はできないが、中間集計の投票者数で前回を大きく上回ったのは相模原市(5.26倍)と秦野市(4.08倍)。県選管によると、いずれも前回は投票所入場券の有権者への送付が遅れ、集計期間中の期日前投票者数が少なかった。

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