「もう一度行きたい観光地」1位はハウステンボス 九州じゃらんランキング 3位に平戸・松浦

幻想的にハウステンボスの夜空を彩ったランタンと花火=4月2日、佐世保市

 旅行情報誌「九州じゃらん」は27日、九州・山口の「人気観光地 満足度ランキング2022」を発表し、「もう一度行きたい観光地」で長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)がトップだった。2位は別府(大分県)、3位に平戸・松浦が入った。
 調査は2月にインターネットで実施し九州・山口の1033人が回答した。今年から調査内容を一新し、満足度ランキングの発表は初めて。8県の観光地計101カ所(うち本県は12カ所)を選択肢とし、昨年宿泊旅行で訪れた観光地の中からもう一度行きたい場所を選んだ。
 同誌によると、1位のハウステンボスは季節ごとにさまざまなイベントを打ち出し、いつ行っても楽しめるという魅力が評価を集めた。3位の平戸・松浦は、新型コロナウイルス禍以降、身近で非日常を感じられるスポットが人気となる中、写真映えする大橋や異国情緒を感じられる場所が多数ある点がポイントになったのではないか、としている。上位20エリアのうち、県内ではほかに長崎市が14位に入った。
 また、昨年訪れていない観光地の中から選んだ「今後行ってみたい観光地」でもハウステンボスが1位を獲得。2位は由布院温泉(大分県)、3位は黒川温泉(熊本県)だった。常に新たな魅力を発信しているエリアや、憧れやご褒美感のある温泉地が上位に入った。


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