新幹線開業まで100日 各地でカウントダウンボード 沿線5市は“弱虫ペダル”仕様

がんばくんと壺侍(左)も除幕に参加したカウントダウンボード=JR博多駅

 9月23日の西九州新幹線(武雄温泉-長崎)開業まで100日となった15日、長崎、佐賀、福岡の各地に、残り日数を知らせるカウントダウンボードが設置された。
 長崎、諫早、大村、佐賀県嬉野、武雄の沿線5市のボードはテレビアニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」をデザインした。原作者は長崎市出身の漫画家、渡辺航さん。自転車競技に打ち込む作中のキャラクターたちをPR役として各市に割り当て、沿線のチームワークもアピールしている。

カウントダウンボードを除幕する田上市長(右から3人目)ら=長崎市役所前

 5市計8カ所のうち、長崎市役所前に今年3月から設置されていたボードは“弱ペダ仕様”にリニューアル。田上富久市長と地元小学生らが除幕した。参加した市立桜町小5年の笹田心愛さん(10)は「新幹線で大阪に行ってみたい」と声を弾ませた。

 JR九州は、博多、二日市、鳥栖、新鳥栖、佐賀、肥前山口の各駅に、新幹線かもめの車体を描いたボードを設置。このうち博多駅の在来線中央改札口内では、鐘ケ江理恵駅長が「開業までのドキドキとわくわくを皆さんと一緒に感じ、盛り上げていきたい」と除幕した。本県のマスコットキャラクター「がんばくん」や佐賀県観光PRキャラクター「壺侍」も駆け付け、盛り上げた。


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