「水不足にならないといいけど」史上最も短い梅雨 史上最も早く明ける

RCC

記者
「午前11時、広島市中区の八丁堀です。太陽の日差しが出てきて、かなり汗ばむ陽気となっています。道行く人の多くは、日傘をさしながら、暑さをしのいでいます。」

6月ですが、真夏の到来です。朝から青空が広がり、強い日差しが照り付けた県内…。各地で朝から30℃を超え厳しい暑さとなりました。

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28日午前、広島地方気象台は、「中国地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年よりも21日早く、観測史上最も早い記録です。

中国地方で6月に梅雨明けが発表されるのは史上初めてのことです。

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先月14日に梅雨入りが発表されてからわずか2週間…。平年であれば梅雨は1か月半ほど続きますが、ことしは夏の太平洋高気圧の勢力がすでに真夏並みに強まり、西日本を広く覆っています。

異例の短い梅雨に降った雨量は、50ミリ前後と記録的に少なくなっています。

RCC

街の人はー
「いつの間にか、梅雨が明けたみたいで…。水不足にならなければいいけどね」
「個人的にはまだ夏ではないので、早いかなと思うけど、熱中症対策ことも心がけて、水分補給などをしっかりしたい」

RCC

「家でも冷房はつけているけど、やはり値上げもしているので、あまり贅沢はできないなと思っている。暑すぎると、子どもが昼寝とかもしてくれないので、そこが心配です」

今週は、晴れて厳しい暑さが続き、県内でも35℃以上の猛暑日となる地点も出てくる見込みです。体調管理には十分にご注意ください。

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