台風などの災害が多発する時期を迎え、大分市で、避難所を開設して運営する訓練が行われました。
この訓練は、大分市の福祉保健部が中心となり、おととしから行われています。
3日間を超える長期の避難を想定して、新型コロナウイルスなど感染症対策を含む災害対策の知識習得を目的としています。
29日は市の職員や女性消防団など、約40人が訓練に参加しました。避難者の体調チェックや検温など、感染症対策や、ダンボールベッドの組み立て方法などを実地で学びました。
大分市福祉保健部
三浦 拡 主任
「今回の訓練を通じて職員に避難所の運営方法を共有して、実際開いた時は支障なく円滑に進めていきたいと思います。」
大分市は、市内123か所の避難所すべてでスムーズな対応ができることを目指しています。