アストロズが対メッツ今季4戦全勝! バーランダーは10勝一番乗り

【アストロズ2-0メッツ】@シティ・フィールド

アストロズは39歳のベテラン右腕ジャスティン・バーランダーがナショナル・リーグ最高勝率を誇るメッツを相手に8回2安打無失点の素晴らしいピッチングを披露。9回表にジェイソン・カストロが1号決勝2ランを放ち、今季の対メッツ4試合を全勝で終えた。バーランダーは今季メジャー一番乗りとなる10勝目(3敗)をマーク。アストロズ2番手のライアン・プレスリーが16セーブ目を挙げ、メッツ3番手のドリュー・スミスに2敗目(1勝)が記録された。

アストロズは8回裏の守備時に遊撃ジェレミー・ペーニャと左翼ヨーダン・アルバレスが交錯して2人とも交代。その嫌な雰囲気を吹き飛ばしたのが「8番・捕手」でスタメン出場してバーランダーの好投を引き出していたカストロだった。9回表二死1塁の場面で打席に入り、メッツ3番手のスミスが投じたスライダーを捉えてライトへの1号先制2ラン。結局この一発が決勝点となり、アストロズは2対0でメッツを破った。

トミー・ジョン手術のリハビリで昨季を全休した39歳のバーランダーは8回101球を投げて被安打2、奪三振6、与四球1、無失点の好投で10勝目(3敗)をマーク。防御率2.03はシェーン・マクラナハン(レイズ)に次ぐリーグ2位、投球イニング97回1/3はロビー・レイ(マリナーズ)に次ぐリーグ2位であり、トミー・ジョン手術明けの大ベテランとは思えないようなパフォーマンスを続けている。カムバック賞のみならず、オールスター・ゲームの先発投手やサイ・ヤング賞の有力候補と言えそうだ。

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